深夜や早朝の猫の夜鳴き。
翌日も仕事だったりすると本当につらいですよね。
自分の睡眠時間の確保はもちろん、愛猫も落ち着いて休める穏やかな夜を送るためにはどうしたらいいでしょうか?
この記事では、以下のことが分かります。
- 夜鳴きの基本対策が分かる
- 猫が嫌がらないベッドの選び方が分かる
猫の夜鳴きで睡眠不足に悩んでいるという飼い主さんは必見です!
普段の対策から!夜鳴きの原因チェックカード
解決のためには、なぜ猫が夜鳴きするのかを知っておく必要があります。
以下は愛猫の夜鳴きの原因チェックカードです。
原因として当てはまりそうなものがあったら、まずは解決策を試してみましょう。
◆お母さん、どこ?! 急激な環境変化やお迎えしたばかりではないですか?その場合は、安心できる隠れ家、あたたかい寝床を整えて環境に慣れてくれるまで優しく見守りましょう。
◆お腹がすいたよ! お腹がすいているかもしれません。食事の時間を調整したり、小分けに与えたりして夜に空腹を感じさせないようにしましょう。
◆トイレが汚くて排泄できない! 排泄したままのトイレを放置すると、安眠どころか別の場所に粗相されたり、おしっこを我慢して病気に繋がります。トイレは常に綺麗にするのが猫飼いの鉄則です。
◆不安だよ!どうなってるの? 10歳以上のシニア猫ですか?認知症だと感覚が鈍り、精神不安・混乱状態になり夜鳴きすることがあります。早めに病院に相談しましょう。
◆パートナーはどこ?! 去勢・避妊手術は済んでいますか?猫は早いと生後6か月ほどで発情期に入ります。病院に相談して、去勢・避妊手術のスケジュールを検討しましょう。
◆眠れないよ!遊んでよ! 十分に遊んであげていますか?体力が余って欲求不満かもしれません。寝る前に15分はおもちゃなどで運動させましょう。飼い主さんとのコミュニケーションにもなるので満足しやすいです。
対策してもダメな場合
まず注意しておきたいのは、猫の体調不良(痛みがある、苦しいなど)を訴えているときです。上記のリストに当てはまらず、鳴き方がおかしかったり耳を後ろにねかせて怯えているようなそぶりがあればすぐに動物病院を受診しましょう。
そのような緊急時を除き、夜鳴きが解決しないという場合は、もしかしたら
寝床が落ち着かない、気に食わない という可能性があります。
人間も、枕が合わないとぐっすり眠れなかったり、マットレスにこだわりがあったりしますよね。それと同じで、猫も自分に合った落ち着ける環境が必要なのです。睡眠環境が悪いと眠りが浅くなる原因にもなり、夜中や早朝に目が覚めてしまうので、猫がぐっすり眠れる寝床を検討してみるといいかもしれません。
猫は睡眠時間が長い生き物だからこそ、睡眠環境がQOL(生活の質)に直結します。つまり、「睡眠環境がいいほど、猫が幸せに生きられる」と言えるでしょう。
引用:アクサダイレクト『猫は何時間寝る?寝姿でわかる安心度と、快適なベッドの選び方』
https://www.axa-direct.co.jp/pet/pet-ms/detail/20009
落ち着かない!避けるべき猫ベッドの特徴
ペット用品店やネットショップで溢れかえる、猫ベッドの数々。
最近はたくさんの種類があって、目移りしてしまいますよね。ただ、良かれと思って買ったベッドも猫が使ってくれないと意味がありません。
ベッドも1つ3,000~5,000円前後はするので、失敗はできるだけしたくないですよね。
猫に嫌われやすいベッドの特徴
では、なぜベッドを使ってくれないのでしょうか?猫が落ち着いて眠ってくれない理由がそこにあるかもしれません。愛猫のベッドに当てはまるものはありませんか?
【猫に嫌われやすいベッドの特徴】
☑浅すぎて身を隠せないもの
☑毛足の長さ・弾力が過剰(不自然)なもの
☑通気性が悪く温度調整がしずらいもの
☑安定感のないもの
猫の好みにもよりますが、猫は基本的には暗く身を隠せる場所が好きです。そして、元は野生の生き物ですから、自然素材をよく好みます。猫の特性から考えて、今のベッドが適切なものかどうか判断してみてくださいね。
このまま夜鳴き対策をしないままでいると、あなたも愛猫も生活の質が向上しません。1年後2年後の健康を考えて、よりよい睡眠環境作りを考えていきましょう。
猫の使用率が高いベッドの例
繊細さん・老猫に向いている
半ドームがちょうどいい!周りが見渡しやすく、自分の身も隠せるバランスのとれた形。繊細な性格や、老猫さん向け。冬は毛布を敷けば通年仕様に。
アイリスオーヤマ/半ドーム型ベッド
アクティブな猫・多頭飼いに向いている
爪とぎや見晴らし台も備わった、機能的なアスレチックタイプ。アクティブなネコさんでボロボロにされても段ボールだから廃棄も楽々。
広々RAKUシリーズ/段ボール2段ベッド
なお、我が家はIKEAのキッチンワゴンをベッドに使っていましたが、少し小さくなってきたので思い切ってゆったり眠れるベビーベッドに買い換えたところ、しっかり熟睡してくれるようになりました。(笑)
ともあれ、猫の睡眠環境やベッドを見直すことで、夜鳴きをおさえられる可能性は高いです。
睡眠環境の影響は、1年後2年後の猫の健康にも関わります。
飼い主さんもぐっすり寝られ、愛猫もいつまでも元気でいるために、一度、睡眠環境の見直しを考えてみてくださいね。
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