猫の脱走対策!我が家の「掟」と、災害時にも役立つ窓柵の設置のススメ

愛猫の脱走・・・このワードを聞くだけでもゾッとします。

我が家では猫を迎えてからもう4年。大人になると仔猫時代と違って意思の疎通もかなりできるし、そうなると「かわいいペット」というより完全に「わが子」なんですよね。

ただ、意思の疎通はできると言っても猫には猫の本能があって、それを子供のように躾けて聞かせたりすることはできません。

特に脱走などはチャンスがあれば猫は出て行ってしまうので、飼い主側での積極的な対策がないと止めることはできません。

我が家の場合、家族内のルールの徹底と、柵の設置など物理的な対策を講じて、今日まで脱走させたことはありません。

今回はそんな我が家での脱走防止の対策について紹介します。

大切な家猫さんが危険な目に合わないために、参考になる記事にしていますので是非最後までご覧ください。^^

脱走防止に効果大!我が家の「掟」はこうする!

我が家では現在夫と二人暮らしです。

著者は日頃から脱走にピリピリ気を付けて過ごし、夫は割とのんびり捉えている・・・

そもそも危機感の温度がズレています・・

また来年には子供が産まれる予定なので、子供も大きくなったらきちんと説明をしていかなくてはと思っています。

ただ、「脱走に気を付けよう」だけでは漠然としているので、我が家では現在このように厳守ルールを作っています。

玄関ドアを出る時は猫から目を離さず後ずさりで出ていく。逆に帰ったときはカバン等で足元をガードしながらゆっくりドアを開けてじりじり入る。

玄関前での見送り&待ち伏せをする我が家の猫。どさくさで出ようと試みたりするそぶりを見せるので、玄関ドアの開閉にはかなりの気を遣っています。あまりに近づいてくる場合は大きな音で脅かすなどして玄関は怖い場所だと思わせるようにしています。


窓は必要なときだけ開ける。開ける場合は猫は別室またはケージへ移動させる。

我が家は年中室内干しなので洗濯物を干しに外に出ることはほとんどありませんが、それでも大物を干したいときや換気をしたいときは、猫がその部屋に来れないようにしてから窓を開放します。
また、人間が気軽に開けられないよう
補助錠をつけて対策。これは「猫を安全な場所に移動させたか?」の確認の意味があり、気軽に開けられないようにすることで「このくらいならいいだろう」「一瞬開けるだけだからいいだろう」を防いでいます。防犯対策になるうえ、のんびりな夫へ効果あり!


頻繁に開閉する窓や猫のお気に入りの窓際には脱走防止用フェンスを設置

我が家では猫がお気に入りの窓際に、脱走防止用のぼれんニャン窓用フェンスを設置しました。しっかりした柵なので少々野暮ったいものの、これなら開けたまま外出もできるほどの安心感。万が一網戸を破られても関係ないので、最悪の事態すら回避可能です。我が家では大変重宝しています。

Q.網戸をしていれば大丈夫じゃないの?

A.網戸だけでは危険です。地震や何かの拍子に外れたら?猫なら体当たりで突き破れます。強い網を使おうが、網戸の構造は所詮網をシーリングゴムで噛ませているだけですから力を加えれば外れます。網戸だけの場合、脱走するかしないかはもはや「運」だと思います。

災害時の脱走対策にも窓柵の設置は効果的!

2016年の熊本地震のときには、家の窓が割れるなどして、その窓からの猫の脱走が大変多かったそうです。

そんなときに、窓が割れてもサッシが少々歪んでも、脱走防止用フェンスが残っていれば少しでも脱走のリスクは減ります。

またマンションなど高さのある部屋の場合は、そもそも脱走時の落下の危険もあるため窓からの脱走対策は検討していく緊急性が高めです。

地震などの災害時のことも見越して動いていくことで、より効率的な対策ができるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

家族でのうっかりによる脱走を防ぐためにはまずはルールを決めて、みんなで守ることから。

お子さんのいる家庭なら、みんなでルール表を作って貼っておくのもいいですし、なぜ脱走するといけないのか?その先も想像してもらうと、大人も子供もきっと気を付けてくれるはずです。

また開閉頻度が高い窓は、脱走防止用フェンスもハイタイプ・ロータイプの柵がそれぞれ入手できますので、1~2か所設置するのもいいかもしれません。

脱走すると、そのあとの探索には大変骨が折れることですし、そのまま会えないことも想像すると、少し面倒でも日ごろから対策していたほうが余程良かったと思うことでしょう。

大切なわが子です。家族が一人でも欠けてはいけませんので、しっかりと愛猫の安全対策を講じましょう。

今日も素敵な猫ライフを!

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