【NIPTと胎児ドッグ】出生前診断を両方受けて分かった決定的な差

胎児が13週と4日になった頃、胎児ドッグとNIPT検査の両方を受けた著者。

実際に受けてみた感想や、二つの検査の違いを著者視点で説明します。どちらを受けるか?両方受けたほうがいいのか?悩んでいる方は特におすすめの記事となっています。

胎児ドッグとNIPT両方受けた理由

胎児が12週6日になった頃、つわりで真っ青になりながら、私は大手町のオフィス街を歩いていた。

体調不良でスケジュールがずれたために、最終的に同日に胎児ドッグとNIPTを受ける流れになってしまったが、検査タイミングは今しかないのだ。


そう、この時期にしかできないのが先天性異常の検査なのだ。

検査内容は以下の通り

  • 初期胎児ドッグ 首のむくみ(NT)の有無や鼻骨、その他身体の初期構造をみて先天性異常の可能性を導き出す

  • NIPT出生前診断 血液から染色体数に異常がないかをみて各疾患の可能性を診断する


いずれもおおよそ10週~15週の期間しか受けられない検査項目となる。



胎児ドッグは、生物の観点から見る・エコーをみて過去のデータベースから異常の可能性を考えるのに対して、NIPTは化学の観点である・染色体数から陰性か陽性のジャッジを行う、というイメージ。

著者は、エンジェルサウンズで毎日ベビーの心拍は確認していたものの、疾患の有無までは分からないし

高齢出産かつ、不妊治療で顕微受精をした背景があるためそれぞれの角度から診断をしたいということ、またこれから長い妊娠期間中、

この件で一切の不安を払拭しノンストレスで過ごすための担保だと考えたことが最大の理由であった。

それでも後から何かあったら、その時は受け入れようという覚悟もできたよ

胎児ドッグはいらない?通常エコーとの違い

NIPTの出生前診断の的中率は96%~99%とほぼ確実なのに対して、胎児ドッグは状況によって分からないことも多いようです。

例えばたまたまその日にベビーの角度が悪く見づらかったとか、ちょっとむくみのようなものが見えるけどNTとはいえない微妙な厚みとか。採血と違って様々な状況や要素から診断するので、的中率何%という考え方は基本しません。


著者の場合は費用4万円強で約40分じっくり見てもらいましたが、最初はベビーの向きが悪かったものの、途中から寝返りをしてくれて首まわりも鼻骨も確認できました。

産婦人科の健診と違うのは、じっくり時間をかけて見てくれること。

さらに、先天性異常の有無だけにフォーカスした専門医師による検査なので、いつもの健診とは意味が違ってきます。

産婦人科はあくまで出産に向けた準備の場ですから、過剰に粗探しをするような見方はしません


同じエコーでも目的が違うと見るところも変わるので、私は正直やってよかったと思いました。

いざNIPT出生診断、何を検査すればいい?


著者は検索上位に出てくるクリニックのNIPT検査を予約。

胎児ドッグを受けた後その足で、真夏の炎天下の中クリニックに向かいました。


受付を済ませてNIPTの説明や注意事項をタブレットで見た後に、専門医師の問診を受け、採血。わずか50分ほどの所要時間であっという間に終わりました。

検査項目は自身で選べるので、著者は一番懸念していた21トリソミー(ダウン症)の染色体検査のみ希望しました。1種のみなので2万5千円ほど。


それでつつがなく済めばよかったけれど、問診の医師が「18、13トリソミーの検査はしなくていいの?もし障害があるとこうなるよ」とタブレットで疾患のある子供の割とショックな画像を見せられるという出来事がありました。


あくまで個人の感想ですが、これは妊婦の弱みにつけこんだ営業行為で、方法としては最悪だと感じました。これからNIPT受けようとする方は、必要な項目だけに絞って、このような揺さぶりに動揺させられないようにしてください。


クリニックは良心的か?
広告で不安を煽りすぎていないか?
など見るといいかと思います^^💦


なおここだけの話、胎児ドッグの先生曰く「認可外のNIPTは高額だし儲けを優先するから、自分で考えて必要な項目に絞ったほうがいいよ」と言われていました。


その数十分後に身をもって知ることになるとは…


とはいえ検査内容そのものは、HPにうたってるよう確かなものかと思います。不愉快な思いはしたけれど、こちらも受けてよかったと思いました。

一番大切なのは、妊娠期間を心穏やかに過ごす事



いかがだったでしょうか。胎児ドッグとNIPTの違いについて、また検査の流れについて不安や疑問は解決できたでしょうか。

私の場合は高齢出産と顕微受精での妊娠のため、検査を受けることは予め決めていた背景がありましたが
両方の検査を受けたことで妊娠中の不安をゼロにできたことが一番のメリットでした。


お腹の赤ちゃんの様子はエンジェルサウンズなど自宅で心拍確認できるようにし
さらに普段の妊婦検診だけでは心配が残る方は当記事のような検査も選択肢にあるといいのかなと思いました。



妊娠中はどうしても、ああだったらどうしよう、こうだったらと考えてしまうもの。

とにかくその不安をそこに置いていけたことがよかったなと。


出産、育児は自分事であり、綺麗事じゃないから、検査してスッキリするなら堂々と受けるべきだと考えています。


そして結果に納得したならば、残りの妊娠生活を吹っ切って楽しく過ごしていくこと。


余計な荷物を持ったままやっていくよりも、手放せる不安は手放して行きましょう(検査に限らず)

今日も幸せなマタニティライフを!

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